沖縄の人々の強さは、
国家に対して「正しい被害者」になったことだ。
国家と共に、加害を隠蔽することを
拒んだ歴史が、
いま、ここに継続してある。
そこに、日本のこの社会の希望がある。
-辛 淑玉
沖縄では、福島第一原発事故のすさまじい被害を沖縄の基地と重ねて考えないわけにはいかない。最も貧しいところに、 危険でまた地球に害を及ぼすもの、最も嫌われているものを、経済振興というアメをつけて押し付ける。地元はアメに よって潤い、それに依存せざるをえず、将来に負荷がかかり自立が困難になる。その構造 は、基地も原発も同じなのだ。(「第六章 『抑止』は『ユクシ(ウソ)』」より)
沖縄 アリは象に挑む
由井 晶子著
七つ森書館
定価1,800円+税+送料250円
【本書の主な目次】
第1章 巨大・恒久基地に化ける
第2章 辺野古ボーリング調査を阻止する
第3章 日米両政府の圧力に抗する
第4章 「知る権利」確立に向かう
第5章 鳩山民主党政権は迷走する
第6章 「抑止」は「ユクシ(ウソ)」
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